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人事・労務のシゴト~年度更新~

 

みなさんお久しぶりです!

 

人事・労務担当の野村です!

 

 

最近は雨で湿気が高くなったり、

外は暑く、室内は寒いなど夏がすぐそこまで来ていると感じることが多くなってきましたね。

 

 

 

さて!今までの投稿を振り返ってみると、

 

 

どんな仕事をしているのか紹介したことがあまりないなと気付きました。

 

 

ですので、今日はタイトルにもある通り人事・労務のシゴトの一部を紹介したいと思います!

 

 

 

皆さんは『年度更新』という言葉はご存じでしょうか?

 

 

なかなか聞きなれない言葉ですよね。

 

 

年度更新は毎年この時期にやってくる『労働保険料の更新イベント』

 

 

分かりやすく言いますと、

前年度の労働保険料は正しい金額はいくらだったの?

今年度の労働保険料の概算を申告しよう!

上記2つを行うことを『労働保険の年度更新』といいます。

 

 

1年に1回行う実務担当者のイベントですね😵‍💫

 

 

日本で働くということは労働保険に加入する人ということですので、少し年度更新について詳しく説明しますね。

 

 

▼年度更新とは?

年度更新とは、前年度に収めた労働保険料を確定保険料として申告し、今年度の概算保険料の申告・納付とともに清算する手続きのことです。

企業は人を雇う際は必ず労働保険に加入させる義務があります!

 

 

▼対象者は?

労働保険とは実は「雇用保険」と「労災保険」の総称です

雇用保険雇用保険被保険者の従業員のみが対象

労災保険:雇用形態問わずすべての従業員が対象

 

 

▼対象になる賃金は?

対象となるのは労働として支払われたものが対象になります。

そのため傷病手当金や出張旅費などは除外して計算する必要があります。

 

 

▼計算後は?

確定保険料と昨年度の概算保険料の差額に注目します

└足りない場合:不足額を今年度の概算保険料と一緒に納付します

└多い場合:今年分に充当または還付金として請求します

 

 

上記の計算は会社が行う部分になります。

従業員も毎月の給与から雇用保険料として正しい金額を控除されているんですよ!

事業にもよりますが、総支給に3/1000をかけてみると雇用保険料が計算できます!

それを会社が従業員分も一緒に納付しているイメージです。

 

 

給与明細を確認する機会があれば、これのことか!と経験してみてください!

 

 

 

総支給額から社会保険雇用保険、住民税など控除されるものも多いですよね。

何を目的に控除されているのかという目的を知っているのと知らないのとでは大きく感じ方が変わってくるかもしれませんね。

 

バックオフィスのシゴトって意外と何をしているのかイメージしづらいですよね😵‍💫

 

今回はほんの一部を紹介しましたが、また従業員の皆さんに関係することがあれば

少しずつ投稿していこうかなと思います!

 

年度更新などバックオフィスの仕事は役所が関係することが多いので少し難しい内容にはなりますが、

どの業界どの会社でも生かせる知識です!

 

 

特に日本で働く人には知っておくといい内容も多いので、会社のためにもなれば自分もためになることも多いですよ!

 

弊社のバックオフィスに限らず、この投稿からバックオフィスに、人事・労務に興味をもっていただければ幸いです。

 

 

これからもっと暑くなり、体調を崩しやすい季節になりそうですね。

くれぐれもお体に気を付けてお過ごしください。

 

 

以上、人事労務の野村でした!